初めてのわんちゃん
初めてわんちゃんを飼う方は、
「 どうやって飼ったらいいの?」
「フィラリアとかワクチンとか聞いたことがあるけどいったいどうすればいいのかよく分からない。」
「そもそも、いったいどんな食事を与えればいいんだろう?」
といった疑問を持たれると思います。

先ずは?

ペットショップやブリーダーから買われた方、ご近所の方から譲られた方等、わんちゃんが新たな家族となる経緯は様々でしょうが、わんちゃんが新しい家族として家に来たら、まず、動物病院で健康診断を受けましょう。
といっても、特に見た感じが健康そうであれば、体重や体温、検便など簡単なものでよいでしょう。さらに、眼ヤニが出ていないか、耳は綺麗か等もチェックしてもらいましょう。これらのチェックは家でもできる事ですが、獣医さんから要点を聞いておけば、大切なわんちゃんの体調の変化を見落とす事が無くなるでしょう。

ワクチンは?

次にワクチン接種ですが、当院では、生まれて初めてのワクチン接種は3回接種を勧めています。なぜ3回も接種しなければいけないのか?というのは、小犬は生まれてすぐに親犬からお乳をもらって、その中に含まれている母子免疫というもので病気から身を守ります。ただそれもいつまでも続くものではないので、その母子免疫が弱まっていく頃に1回目のワクチンを接種します。しかし、1回目のワクチン接種は母子免疫が邪魔をして、効果があまり無いことが多いので、2回目・3回目のワクチン接種でしっかりと病気に対する免疫を付けてあげます。
では、ワクチンはいつ接種しに行けばいいのでしょう。それは、その子の成長具合や、親犬からいつまでお乳をもらっていたか、などで多少ずれることもありますが、大まかに、生まれて2ヶ月頃に1回目のワクチン接種を行い、その後1ヶ月ごとに2回目・3回目を接種するのが良いでしょう。3回目を接種し終わると後は1年ごとに追加接種を行います。

フィラリアの予防は?

フィラリアはおそらくわんちゃんの病気で一番有名ではないでしょうか?皆さんもご存知のように、フィラリアは蚊によって伝染する病気で、感染すると心臓の中で紐状の虫が絡みつき、血液の流れが悪くなると共に、肺や肝臓など体中のあちらこちらが悪くなり、最悪の場合、わんちゃんが亡くなってしまします。
  昔はこのフィラリアのために亡くなるわんちゃんがほとんどでした。今ではこのフィラリアを予防するための大変良い薬があるため、月に一回この薬をきちんと飲んでいるわんちゃんは、この病気に罹る心配はほとんどありません。
  ですから、新しくわんちゃんがお家に来たときは、病院でこの薬を出してもらうようにしましょう。薬を飲ませる期間は、地域によっても異なりますが、大体5月から11月くらいまでです。

食事は?

食事に関しては、別のページでもっと詳しく説明しますが、だいたい6〜7ヶ月くらいまでは、小犬用のドッグフードを欲しがるだけ与えてもいいでしょう。といっても限度はありますが・・・その後は、徐々に成犬用の食事に変えていきます。
注意する点は、決して人の食事を与えないこと!です。人の食事は、わんちゃんにとってもおいしい物ですので、与えてしまうとわんちゃんがグルメになりドッグフードを食べてくれなくなります。それ以上に、人にとってはバランスが取れた食べ物であっても、わんちゃんにとっては、体の栄養バランスを乱す物ですので、病気の原因になってしまうこともしばしばあります。ですから、基本的にわんちゃんはドッグフードだけで充分なんです。

他には?

いろいろありますが、定期的に健康診断を受けることをお勧めいたします。そうすれば、獣医さんもわんちゃんの状態を把握しやすくなりますし、何よりも病気は早期発見が大切です。人間と一緒ですね。
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